コインチェックって実際どうなの?使いやすい?
こんな疑問にお答えします。
この記事の結論
- コインチェックはビットコインを取引所形式で取引したい人におすすめ
- 取引所形式はアプリで使えないのは不便
- 取引所形式の最低注文量が高いため少額投資には向かない
『コインチェック』は人気の暗号資産取引所ですが、実際使いやすいのか気になる方もいると思います。
私はこれまでさまざまな暗号資産取引所を調べ、実際に利用してきました。
その経験を元に本記事では「コインチェックは実際にどうなのか」詳しく解説していきます。
『コインチェック』の特徴と感想を詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
コインチェックの6つの特徴
まず、『コインチェック』の特徴を6つ紹介します。
特徴
- アプリダウンロード数 No.1
- 国内最大級の17種類の暗号資産を取扱い
- 東証一部上場のマネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
- 取引手数料が無料
- つみたて投資ができる
- 電気代/ガス代の支払いでビットコインをもらえる
それぞれ解説します。
特徴① アプリダウンロード数 No.1 ※
コインチェックは2019年から3年連続アプリダウンロード数「国内No.1※」の仮想通貨取引所です。
(※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)
松田翔太さんのCMも頻繁に流れており、国内では広く認知されている暗号資産取引所と言えます。
特徴② 国内最大級の17種類の暗号資産の取扱い
コインチェックは「販売所形式」で国内最大級の17種類の暗号資産を取り扱っています。
(※2020年12月金融庁暗号資産交換業者登録対象、Coincheck調べ)
「取引所形式」では5種類の暗号資産を取り扱っています。
以下はコインチェックの取扱い銘柄の一覧です。
販売所形式(17種類) | 取引所形式(5種類) |
ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) オーエムジー(OMG) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・フェザーコイン(FTC) ・モナコイン(MONA) ・パレットトークン(PLT) |
多くの仮想通貨を取り扱っているため、各々のスタイルに合った投資をすることができます。
特徴③ 東証一部上場のマネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
コインチェックは、東証一部上場企業のマネックスグループの子会社です。
過去にハッキングの被害に遭いましたが、マネックスグループの子会社になることでセキュリティ体制も整い、安全性の高い取引所となりました。
以下は、コインチェックのセキュリティ機能です。
セキュリティ対策 | 概要 |
SMS・デバイスによる2段階認証 | ログイン時の認証を2段階にすることでセキュリティ機能を強固にする |
コールドウォレット | 顧客資産をオフラインで保管することでオンライン上での盗難被害を防ぐ |
SSL暗号化通信 | インターネット通信を暗号化することで第三者からの不正アクセスを防ぐ |
特徴③ 取引手数料が無料
コインチェックは「販売所形式」「取引所形式」ともに取引手数料が無料です。
手数料を安く取引を行うことができるので、利益を出しやすい売買ができます。
以下の記事でコインチェックの手数料について解説しているので、興味がある方はご覧ください。
コインチェックの手数料は高いのか確認する
特徴⑤ つみたて投資ができる
コインチェックは毎月1万円からつみたて投資を行うことができます。
毎月自動で取引を行なってくれるため、長期投資をしたい方におすすめのサービスです。
特徴⑥ 電気代/ガス代の支払いでビットコインをもらえる
Coincheckでんきの特徴
・現金払い:毎月、電気料金の1~7%分のビットコインがもらえる
・ビットコイン払い:電気料金をビットコイン支払いすると通常の電力代よりも1〜7%割引される
Coincheckガスの特徴
・現金払い:毎月、東京ガスのガス料金の3%分のビットコインがもらえる
・ビットコイン払い:東京ガスのガス料金から3%割引される
コインチェックを使ってみた実際の感想
ここからは、筆者がコインチェックを実際に使った感想をご紹介します。
コインチェックを使ってみた感想
- アプリが見やすい
- 取引所形式での取引がアプリで行えない
- 取引は絶対取引所形式で行うべき
- 最低注文量が高い
- つみたては手動で行う方が手数料がかからない
それぞれ解説します。
感想① アプリが見やすい
コインチェックは、アプリ画面がとても見やすいです。
「暗号資産の価格」と価格の変化を示す「チャート」、「総資産」を1つの画面で確認することができるため一覧性に優れています。
また、「販売所形式」は画面下部の「購入・売却」から簡単に取引を行うことができます。
使っていてストレスを感じない取引初心者でも使いやすいアプリです。
感想② 取引所形式の画面が少し使いずらい
コインチェックは「取引所形式」の画面だけ少し使いずらいです。
「取引所形式」は①の「価格画面(通称:板)」を確認し、②の「現物取引画面」で仮想通貨の売買を行います。
②の画面を見るためには、①の画面をスクロールしないと確認できないため、一覧性に欠けます。
感想③ 取引は絶対取引所形式で行うべき
コインチェックでの取引は取引所形式で行うことをおすすめします。
暗号資産取引の形式は「販売所形式」と「取引所形式」の2種類ありますが、取引所形式で売買する方が圧倒的に手数料が安いです。
筆者は当初、それを知らずに販売所形式で取引を行ってしまいました。
損をしないためにも取引は取引所形式で行いましょう。
販売所形式と取引所形式の違いとは
感想④ 最低注文数量が高い
コインチェックは取引所形式での『最低注文数量」が高いです。
『最低注文数量』とは、注文できる最低数量のことです。
以下は、暗号資産取引所ごとのビットコインの最小注文量です。
暗号資産取引所 | 販売所形式 | 取引所形式 |
コインチェック | 円建てで500円相当額、BTC建てで0.001BTC | 0.005BTCかつ500円以上から |
ビットフライヤー | 0.00000001BTC | 0.001BTC |
コインチェックの取引所形式の最小注文量「0.005BTC」は、2022年1月19日時点で「約24,000円」です。
他の暗号資産取引所と比べてかなり高いです。
毎月少額でつみたてを行いたい人は、『ビットフライヤー』での取引がおすすめです。
ビットフライヤーとの比較を見る
-
【初心者におすすめなのは?】コインチェックとビットフライヤー比較してみた
2022/5/25
感想⑤ つみたて投資は「手動×取引所形式」で行う方が手数料がかからない
コインチェックで毎月つみたて投資を行いたい場合は、自身で取引所形式で行った方が手数料を安く取引を行うことができます。
コインチェックのつみたて投資サービス「Coincheckつみたて」は販売所形式と同じ手数料がかかります。
自動でつみたて投資をしてくれるため便利ですが、かなり高い手数料がかかってしまうので注意が必要です。
つみたて投資を行う場合は、ご自身で取引所形式で行うことをおすすめします。
コインチェックはビットコインを取引所形式で取引したい人におすすめ
以上でコインチェックを使ってみた感想でした。
まとめ
・コインチェックはビットコインを取引所形式で取引したい人におすすめ
・取引所形式の最低注文量が高いため少額投資には向かない
コインチェックはビットコインを取引所形式で取引したい人におすすめの暗号資産取引所です。
取引所手数料が無料という特徴があり、実際に使った私も手数料を安く取引ができました。
コインチェックは無料で口座開設ができるので、検討している人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか!
口座開設の詳しい方法をみる