
仮想通貨投資を始めてみようと思っているけど、コインチェックとビットフライヤーどっちがいいの?
こんな疑問にお答えします。
この記事の結論
・コインチェックとビットフライヤーはどっちも使うべき
・仮想通貨を手数料が安い『取引所』で売買することが前提
・コインチェックは仮想通貨の価格が安くなって、まとまった金額分を買いたいときに使用する
・ビットフライヤーは定期的に仮想通貨を買いたいとき、Tポイントが貯まったとき、ネットショッピングをするときに使用する
最近では仮想通貨の人気が高まっており、仮想通貨投資を始める人も増えてきました。
そこでまず、迷うこと。それは、どの取引所で取引を行うか。
特に人気の仮想通貨取引所である、コインチェックとビットフライヤーのどっちを使うか悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
本記事では、実際にコインチェックとビットフライヤーを使用している筆者が比較を行い、最適な使い方をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、取引所選びの参考にしてください。
結論:どっちも使うのがおすすめ
いきなり結論を言うと、「コインチェックとビットフライヤーどちらもいい点があるから両方を使うのがおすすめ」です。
この結論を言うにあたり、「仮想通貨を手数料が安い『取引所』で売買する」ことを前提としています。
仮想通貨は『販売所』と『取引所』で売買できますが、『販売所』の取引価格には『スプレッド』という見えない手数料が含まれているため、取引所よりも取引価格が高いです。
手数料を安く買うことが投資ではとても重要なので、損をしたくない人は必ず『取引所』で仮想通貨を買うようにしてください。
前提を踏まえたコインチェックとビットフライヤーのいいところは以下です。
コインチェックのいいところ
・デザインがシンプルで使いやすい
・過去の取引履歴やウォレットの履歴をグラフで管理できる
・取引所手数料が無料
ビッチフライヤーのいいところ
・Tポイントをビットコインに交換できる
・ビットフライヤーを経由してネットショッピングすることでビットコインがもらえる
・取引所の最低注文数量が少ない
筆者はメイン投資用としてコインチェック、ポイント投資用としてビットフライヤーを使っています。
どちらも無料で口座開設できるので使ってみて決めるのもいいと思います。
コインチェックとビットフライヤーの使ってみた感想を以下の記事で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
レビュー記事
コインチェックとビットフライヤーの最適な使い方
ここからはコインチェックとビットフライヤーの最適な使い方を比較を行いながら解説します。
以下はコインチェックとビットフライヤーの比較表です。
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
アプリの見やすさ | ◎ | △ |
取引所取扱い通貨 | 5種類 | 6種類 |
取引所手数料 | 無料 | 約定定数 × 0.01%〜0.15%(BTC) |
最低注文数量(取引所) | 0.005BTC | 0.001BTC |
その他のサービス | 積立投資 | Tポイントをビットコインと交換できる |
それぞれ解説していきます。
比較① アプリの見やすさ
まず最初に比較するのは、アプリの見やすさです。
トップページ
トップページ画面の比較です。

コインチェックの画面の方が仮想通貨の価格とチャートが大きく表示されており、一目で価格の推移を確認することができます。
ウォレット(円グラフ)
ウォレット画面(円グラフ)の比較です。

こちらもコインチェックの方が価格と円グラフが大きく表示されており、ウォレットの内容が確認しやすい画面となっています。
ウォレット(チャート)
ウォレット画面(チャート)の比較です。

この画面もコインチェックの方が、価格とチャートがわかりやすく感じます。
総合して、ビットフライヤーよりもコインチェックの方がアプリが見やすいです。
比較③ 取引所取扱い通貨
取引所で取り扱っている通貨の比較です。
取扱い通貨数 | 取引所形式の取扱い銘柄 |
コインチェック(5種類) | ビットコイン(BTC) イーサリアム・クラシック(ETC) ファクトム(FCT) モナコイン(MONA) パレットトークン(PLT) |
ビットフライヤー(6種類) | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) リップル(XRP) ステラルーメン(XLM) |
どちらも取引所形式でビットコインを扱っています。
ビットフライヤーは、ビットコインに次ぐ時価総額2位の仮想通貨『イーサリアム』を取り扱っています。
『イーサリアム』は、『NFT』や『メタバース』で使用できる唯一の仮想通貨です。
将来性のある『イーサリアム』を取引所形式で売買できるのはビットフライヤーの大きなポイントです。
比較③ 取引所手数料
『取引所手数料』とは取引所形式で仮想通貨の売買を行うときに発生する手数料です。
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
取引所手数料 | 無料 | 約定定数 × 0.01%〜0.15%(BTC)※ |
参照:コインチェック公式HP、ビットフライヤー公式HP
コインチェックは【無料】で、ビットフライヤーは【約定定数 × 0.01%〜0.15%(BTC)】です。
ビットフライヤーで【1万円】ビットコインを買うと、【15円】の手数料がかかることになります。
比較④ 最低注文数量
最低注文数量です。
最小注文数量とは
注文できる最小の仮想通貨の数量
→最低注文数量が0.001BTCの場合、0.001BTC以上から注文可能
【1BTC=5,000,000円】だった場合の最低注文料は以下です。
暗号資産取引所 | 販売所形式 | 取引所形式 |
コインチェック | 円建てで500円相当額 BTC建てで0.001BTC(約5,000円 ) | 0.005BTC(約25,000円 ) かつ500円以上から |
ビットフライヤー | 0.00000001BTC(約1円 ) | 0.001BTC(約5,000円 ) |
上記の表から、【1BTC=5,000,000円】のとき取引所形式で ビットコインを買う場合、コインチェックは【2,5000円】、ビットフライヤーは【5,000円】から買うことができます。
コインチェックの取引所でビットコインを買うのは少しハードルが高いです。
比較⑤ その他のサービス

取引所形式だと最低でも5000円からしかできないのかー
もっと少額から投資を始めたい
そんな方には、ビットフライヤーの『Tポイントをビットコインに交換』『ビットコインをもらう』というサービスがおすすめです。
どちらのサービスも手元の資金を使わずにビットコインを手にすることができます。
サービスの詳細
・Tポイントをビットコインに交換
→Tポイントをビットコインに交換できる(100pt=85円相当のビットコイン)
・ビットコインをもらう
→ビットフライヤー経由でネットショッピングをするとビットコインがもらえる
かなり気軽に仮想通貨投資を始められるのでおすすめです。
詳しいやり方は以下の記事に書いてあるので、興味のある方はご覧ください。
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【投資初心者におすすめ】無料で株式・仮想通貨投資をはじめる2つの方法
2022/3/1
コインチェックはアプリが使いやすくて履歴が見やすいけど、取引所の最小注文数量が多い。
ビットフライヤーは最小注文量が少ないけど、
筆者の使い分け方法
この結果から筆者が実際に使用している方法は以下です。
筆者の使い分け
・コインチェックで仮想通貨を買うケース
→仮想通貨の価格が安くなって、まとまった金額分を買いたいとき
・ビットフライヤーで仮想通貨を買うケース
→定期的に仮想通貨を買いたいとき(積立投資)
→Tポイントが貯まったとき、ネットショッピングをするとき
Coincheck(コインチェック)の特徴

コインチェックは、2012年に設立された仮想通貨取引所サービスです。
仮想通貨取引所では長い運用歴があります。
YouTubeでも松田翔太さん出演のCMが頻繁に流れ、知名度も高い取引所です。
アプリダウンロード数No.1
コインチェックのアプリは、国内仮想通貨取引所でNo.1のダウンロード数です。※
※2020年1月 - 12月(データ協力:App Annie)
操作性と見やすさに優れており、初心者の方でも直感的に操作できるのが人気の理由です。
今まで投資経験がなくても、買い時や売り時がわかりやすい表示になっており、簡単な操作で取引を行えます。
高い安全性
コインチェックは、東証一部上場企業のマネックスグループの子会社です。
過去にハッキングの被害に遭いましたがマネックスグループの子会社になることでセキュリティ体制も整い、安全性の高い取引所となりました。
以下は、コインチェックのセキュリティ機能です。
セキュリティ対策 | 概要 |
アカウントログイン時の2段階認証 | ログイン時の認証を2段階にすることでセキュリティ機能を強固にする |
コールドウォレット | 顧客資産をオフラインで保管することでオンライン上での盗難被害を防ぐ |
SSL暗号化通信 | インターネット通信を暗号化することで第三者からの不正アクセスを防ぐ |
業界最多17種類の仮想通貨

コインチェックでは業界最多17種類の仮想通貨を取り扱っています。
以下は、コインチェックで取り扱っている通貨です。
このように取引できる通貨が多いため、それぞれのスタイルにあった投資を行うことができます。
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは、2014年に設立された仮想通貨取引所サービスです。
ビットコイン取引量国内ナンバーワン
ビットフライヤーはビットコインの取引量が国内No.1です。※
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
他社の仮想通貨取引所よりもスムーズにビットコインの取引ができることが魅力といえます。
安全性世界No.1のセキュリティ
ビットフライヤーは「安全性世界No.1」のセキュリティレベルを誇っています。
コインチェックなどの取引所がハッキング被害に遭う中、ビットフライヤーはこれまで一度もハッキングの被害に遭っていません。
仮想通貨取引所対象セキュリティ調査 世界No.1※1
お客様の資産を守るため、コールドウォレットでの保管、マルチング※2の採用、サイバー攻撃を検知し保護するための様々な仕組みを導入しています。
※1 Sqreen社調べ。2018年に1月に発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査
※2 一部仮想通貨(暗号資産)において
引用:ビットフライヤー公式サイト
以下は、ビットフライヤーのセキュリティ機能です。
セキュリティ機能 | 概要 |
ログイン2段階認証 | ログイン時の認証を2段階にすることでセキュリティ機能を強固にする |
ファイア・ウォール | サイバー攻撃やハッキングなどの外部からの不正アクセスを防御する |
コールドウォレット | 顧客資産をオフラインで保管することでオンライン上での盗難被害を防ぐ |
マルチング | 仮想通貨送金時に複数の秘密鍵を用いることで流出リスクを防ぐ |
SSL暗号化通信 | データ通信を暗号化することで第三者からの不正アクセスを防ぐ |
以上のように強固な対策が施されているため、初心者でも安心して取引ができます。
「ビットコインをもらう」サービス
ビットフライヤーではビットコインがもらえるサービスを展開しています。
以下はビットフライヤーを経由し、ショッピングすることでビットコインがもらえるサービスです。
仮想通貨取引を難しく感じる初心者の方でも、日常のショッピングで簡単にビットコインを手に入れることができます。
手元の資金からではなく、ポイントで投資できるのは大きな魅力です。
Tポイントをビットコインに交換できる
ビットフライヤーはTポイントをビットコインに交換することができます。
100ポイントから交換が可能です。
こちらも手元の資金から投資しなくていいので、気軽に投資を始めることができます。
\口座開設で1000円プレゼント/
コインチェックとビットフライヤーの比較
コインチェックとビットフライヤーの比較を行います。
比較方法は以下です。
取引所で売買する
以下は、コインチェックとビットフライヤーの比較表です。
① 取引所取り扱い通貨
② 手数料
② 最低注文数量
③ その他のサービス
以下は、コインチェックとビットフライヤーの比較表です。
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
取扱通貨数 | 17種類 | 15種類 |
取引手数料(取引所) | 無料 | 約定定数 × 0.01%〜0.15% |
取引手数料(販売所) | 無料 | 無料 |
日本円出金手数料 | 407円(一律) | 3万円未満:220円 3万円以上:440円(三井住友銀行) |
最低注文数量 | 500円 | 取引所:0.001BTC 販売所:0.00000001BTC |
関連サービス | Coincheck つみたて Coincheck でんき Coincheck ガス Coincheck IEO Coincheck つみたて | かんたん積立 ビットコインをもらう Pay Tポイントをビットコインに交換 |
公式ページ | 公式ページへ | 公式ページへ |
比較① 取引仮想通貨
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
取引通貨数 | 17種類 | 15種類 |
取扱通貨(取引所) | ビットコイン(BTC) イーサリアムクラシック(ETC) フェザーコイン(FTC) モナコイン(MONA) パレットトークン(PLT) | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) リップル(XRP) ステラルーメン(XLM) |
取扱通貨(販売所) | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) オーエムジー(OMG) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) リスク(LSK) リップル(XRP) ベーシックアテンショントークン(BAT) ステラルーメン(XLM) ネム(NEM) テゾス(XTZ) ポルカドット(DOT) チェーンリンク(LINK) シンボル(XYM) |
仮想通貨取引は「取引所」と「販売所」があり、取引所の方が安く取引できます。
比較① 手数料
以下は手数料の比較です。
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
取引手数料(取引所) | 無料 | 約定数量 × 0.01%~0.15%(単位:BTC) |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) |
日本円入金手数料 | 無料(住信SBIネット銀行&GMOあおぞらネット銀行) | 無料(住信SBIネット銀行) |
日本円出金手数料 | 一律407円 | 3万円未満:220円 3万円以上:440円 |
スプレッド:売値と買値の差額のこと(販売所では手数料としてスプレッドが多くかかる)
約定:株式取引などで売買が成立すること
コインチェックの取引所手数料は無料ですが、ビットフライヤーでは約定数量 × 0.01% ~ 0.15%が発生します。
取引所で無料取引できるのはコインチェックの大きな魅力と言えます。
比較① 最低注文数量
以下は最低注文数での比較です。
比較項目 | コインチェック | ビットフライヤー |
最低注文 | 500円 | 0.001BTC |
最低注文 | 500円 | 0.00000001BTC |
最低注文数量:注文可能な最小数量のこと
コインチェックでは取引所、販売所ともに500円から注文可能です。
ビットフライヤーでは取引所0.001BTC、販売所0.00000001BTCと注文時のレートによって最低注文数量が異なる仕組みです。
わかりやすく言うと、2021年12月の段階で1BTCは約550万円となっているので、取引所では0.001BTCを5500円で購入可能、販売所では0.00000001BTCを550円で購入可能となります。
コインチェックは500円から取引可能なので、初心者の方は気軽に売買ができます。
比較① 積立投資
コインチェック、ビットフライヤー共に積立投資サービスを行なっています。
積立投資サービス
・コインチェック(Coincheck つみたて):月々1万から積立可能
・ビットフライヤー(かんたん積立):月々1円から積立可能
ビットフライヤーは月々1円から積み立てが可能なので、長期投資を検討している初心者の方におすすめです。
比較① その他のサービス
結局どっちがおすすめ?


コインチェックがおすすめな人
\口座開設で1000円プレゼント/
ビットフライヤーがおすすめな人
\口座開設で1000円プレゼント/
まとめ
以上、コインチェックとビットフライヤーの比較でした。
どちらも口座開設や口座の維持費用にかかるお金は一切発生しないので、一度使ってみてから判断してもいいと思います。
自身に合った会社で仮想通貨取引を始めてみましょう。